IPO日記

IPO(新規株式公開)に関する事柄について、関係イベントについて、日々感じること、思うことを書き連ねていきます
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米国ナスダック市場へのダイレクトIPO

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    近年の日本のVBが目指す一番のIPO市場は、東証マザーズですが、どうもここもIPOのための膨大な資料提出が求められているようです。ジャスダックももちろん同様です。30年以上前のVBブームの頃にもIPO申請のための資料提出はありましたが、最近の膨大な資料に比べればかなり少なかったように記憶しています。そうなった理由はIPO企業の数々の不祥事ですが、それを防止しようとの目的で膨大な資料を要求するということのようです。しかし、このことがVBがIPOをためらう理由のひとつになっているとも思われます。上場済みの大企業とこれからIPOしようというVBに同レベルの資料提出を求め、資料だけでなく、他の規制もかぶせていくというのならば、新興市場の意味はなくなると思うのです。また、膨大な資料を提出しても不祥事はなくならないし、逆に、そうしたことに要するエネルギーが、VB本来の前進力を削ぐことになっているだろうと推察いたします。米国のナスダック市場へのIPOでは、一説では東証マザーズの1/3の資料で済んだという話もあります。資料も少なく、規制も少なく、IPOでの資金調達も米国の方が規模が大きいというのならば、選択肢は目に見えています。こうしたところにも、日本の社会からベンチャー精神がどんどん希薄になってきている証左を見つけてしまうのはまことに悲しいことです。

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